ボランティア・インターンに参加を希望される方は、まずこちらをお読みください。

0、申込手順と諸注意

申し込みについて:一連の流れ
  1. まずお問い合わせメールでご連絡お願いします。その後、日程、現地活動の内容を事務局小椋と相談&準備
  2. 履歴書、活動誓約書(このHPの一番下に書式あり)をメール/ラインで送付(パスポートのスキャンも併せて)
  3. 下の空港送迎と航空券手配についてを読んだ上でナイロビのジョモ・ケニアッタ国際空港(NBO)着のチケットを探し、一旦小椋へ打診後購入
    (宿舎空き状況や空港送迎、利用航空会社などを確認)
  4. チケット確定したら小椋へ連絡。ビザ申請のための招聘状をACEFが発行
  5. 出発までにeTA申請&取得(電子渡航認証(eTA:Electronic Travel Authorization 各自オンラインにて)
  6. 支援金&滞在費支払(2週間前までに銀行振込)
  7. 出発(メールかLINEにて「出発します」の連絡)
  8. 現地到着、迎えの車と合流、現地事務所へ、いざ活動開始
  9. 活動終了レポートの提出(このHPの一番下に書式あり)
  10. 帰国(お疲れさまでした~)
申し込み前の諸注意

ACEFの活動に興味を持っていただき、ありがとうございます。
特定非営利活動法人 アフリカ児童教育基金の会ACEF 代表の小椋(おぐら)とも代と申します。
コロナ禍以降、参加条件を設けさせていただいておりますことご了承願います。2-2参加条件参照

・現地活動内容は自分で決める
ACEFのインターン/ボランティアには、スタディツアーのような日程や予定はありません。
現地活動はやってみたいことを自分で決めて実行する形をとっていますので、活動内容は自由にご自身で組み立ててください。

・最低限の語学力は必要(でも必須条件ではない)
語学力がないと受け入れ出来ないというわけではありませんが、現地でのコミュニケーションに困りますので、日常会話程度の英語またはスワヒリ語は必要です。 活動のお手伝い&下準備は致しますが、専属通訳はつきません。

・事前相談、連絡はメール、LINE、ZOOMなど
説明会や事前研修などは特に行っておりませんが、活動内容については事前に相談させていただくことにしています。現地に行ってから「何をしたらいいの?」とならないためです。個別にメール、LINE、お電話、Zoomなどで質問などを受け付けさせていただいております。

・事務所訪問 大歓迎
団体として信用できるのか確かめたいと仰る方もありますので、お会いしてお話させていただくことも可能です。

こちらが出向くより、奈良県天理市にある私の自宅兼日本事務局へ来訪していただき、どんなところが事務所で どんな人がやっているのかを見ていただくのが一番良いのではないかと思います。

これ以外にも質問などありましたらお問い合わせください。


空港送迎と航空券手配について

空港送迎について
当会の現地事務所のあるエンブ市は、空港から車で約3時間離れたところにあり、空港への送迎をしております。迎え/送りなど調整がありますので、他の方と到着日、出発日を合わせて頂くこともございます。

また、早朝着(7時半頃着)の場合は、空港周辺の朝の渋滞の都合で車が遅れる可能性があります。その場合は午前9時前後までカフェでお待ちいただくことになります。

夜、早朝発着の空港送迎はしておりません
保安上、夜、深夜、早朝(暗い時間帯)の空港送迎はしておりません。それらの便は極力選択しないでください。
また深夜出発便の場合は明るい時間帯に空港へお送りすることもあります。

夜、早朝便をご利用の場合は自己責任、自己負担
暗い時間帯の便をご利用の場合は、以下の危険やトラブルに巻き込まれる可能性があること、トラブルの際はACEFは一切責任を負わないこと、自己責任、自己負担であることを承諾しているとします。
・ご自身で空港から移動し、ホテル宿泊(自己負担)
・深夜の空港からのタクシー利用は大変危険
・空港周辺、ナイロビ市内の安宿の宿泊は大変危険

要らぬトラブルを避けるためにも、深夜便のご利用はいただきませんようお願いいたします。

航空券は各自で手配
ケニアまでの航空券は各自でご用意いただきます。出発日に近づけば近づくほど金額が上がっていきますので、早めの予約をおススメしています。

推奨する航空会社:

ケニア行きの航空券はいろんなルートがありますが、空港出迎えと安全面を考慮して、比較的安定している中東系のエミレーツ航空、カタール航空などのナイロビ朝着、昼着便をお願いしています。

航空券手配の際の諸注意

  1. エチオピア航空は、2019年にナイロビ行きのエチオピア機墜落事故があったこと、エチオピア国内と隣国の治安が不安定なこと、2022年空港内で邦人が強盗に遭ったことを鑑みて選択肢から外してください。
  2. 中東系航空会社の到着ロビーはフリーWIFIが使え、空港の外で待機している迎えの者とすぐに連絡が取れ便利です。
    反面アフリカ系到着ロビーは、空港建物を出てしまうとWIFIが使えず迎えの者と会うまでに時間がかかった事例があります。
  3. アフリカ系、インド系は定刻で発着することが珍しく、乗客が少ないと次の便に回される(次便は半日後、1日後かは不明)変更の情報が出て来ない、搭乗口が急に変わる、荷物の積み替えが出来ておらず到着時に荷物が届いていないなどトラブル多し。
  4. 発着空港にも寄りますが、乗り継ぎ時間が2時間未満のものは乗り継げない可能性があります。ターミナルの多い空港などは乗り継ぎの移動だけでも1時間近くかかることもあります。また乗り継ぎの際もX線検査などの手荷物検査があり、混雑時は1時間以上時間がかかることもあります。

格安航空券サイト(特に海外の)はトラブル多し

  1. 決算のトラブル(二重払い、決算の不備など)
  2. LCCの場合、預け荷物(受託荷物)の代金が含まれてない=別途料金が発生したり、上限重量が他社より軽く超過料金を取られる場合があり
  3. 共同就航ではない、航空会社の違う便を組み合わせた航空券は、
    ・自己責任での乗り継ぎ。荷物が最終目的地までスルーバゲッジできない場合あり
    ・乗り継ぎ国に一旦入国。荷物を引き取り再チェックイン=入国ビザが必要な国もあり
    ・乗り継ぎ時間が2時間未満の場合は乗り遅れる可能性も。保障はなく乗り遅れて新しく航空券を買い直した事例あり

1,治安、安全、入国に関する情報

2023.11.2
1-1 入国時の携行品等に対する課税措置
【在ケニア日本国大使館 緊急情報メールより】

●ケニア歳入庁(KRA)は、ケニア入国時における携行品等の持込みに対して課税措置を講ずる旨発表しましたので、お知らせします

10月30日、ケニア歳入庁(KRA:KENYA REVENUE AUTHORITY)は、ケニア入国時における携行品等に対して課税措置を講ずる旨発表しました。

本措置により、ケニア入国時に、米貨500ドル以上の物品を持ち込む場合、空港等にて、税関職員から税金を課される可能性があります。

なお、個人用の携行品や物品については、基本的には課税の対象外としていますが、宝石やゴルフ道具など高価な商品を再度持ち込む場合には、出国時に税関に申告を行い、証明書の発行を受ける必要があるとしています。

KRAからの案内は以下のとおりですので、在留邦人及び短期渡航者の皆様におかれましては、予めご確認おきいただき、携行品等の持込みの際には、十分ご留意ください。

https://www.kra.go.ke/images/Customs/Passenger-Terminals-FAQs.pd

2022.9.8
1-2 邦人が被害者の強盗事案

【在ケニア日本国大使館 緊急情報メールより】

実際の事例:2022.9.8 
エチオピア ボレ空港で邦人が被害者の強盗事案あり

・エチオピアのボレ国際空港内で、邦人が被害者となる恐喝事件が発生しました。

・被害に遭われた際は、速やかに最寄りの在外公館乃至は当館までご連絡ください。

  1. エチオピアにあるボレ国際空港(アディスアベバ)内において、以下のとおり、邦人が現金を脅し取られる事件が発生しました。
    (1)発生日時   9月8日(木)午後9時ころ
    (2)発生場所   ボレ国際空港 搭乗口エリア(制限区域内)
    (3)事案の概要   アフリカ在住の邦人が、日本へのトランジットのためボレ国際空港に到着し、乗り継ぎ便の搭乗口に向かって歩いていたところ、外国人の男4人組に取り囲まれ、腕を掴まれるなどして、人気がなく、衆人からの死角となるような場所に無理やり連れて行かれた。男らは英語ではない言語を話し、被害者を取り囲んで、被害者が所持していたパスポートケースを指さしてきたことから、金銭を要求されていると思い、その場の状況から抵抗することなく現金を渡した方がよいと判断した。被害者が男らに現金を渡すと、男らはその場から立ち去っていった。
  2. 防犯対策と被害に遭った際の対応
    (1)空港の制限区域内においても、このような事案が発生しています。空港内であっても常に周囲を警戒し、不審な者が近付いて来たと感じたら、速やかにその者から距離を取る、付近の空港職員や警察官に分かりやすい言葉で助けを求めるなどの対応を取ってください。
    (2)複数人に取り囲まれる、身体を掴まれて人気のないところに連れて行かれるなどして金銭を要求された場合、抵抗すれば身体的危害を加えられるリスクも考えられるため、要求に従うなど、不用意に相手を刺激しないでください。
    (3)被害に遭った場合、自力で被害品を取り返そうとせず、まずは身の安全を確保し、その場ですぐに付近の空港職員や警察官に事件の通報を行い、速やかに最寄りの在外公館乃至は当館まで連絡してください。 以上

2,入出国条件、参加条件、費用など

(NEW) 2024.01.05更新
2-1 ケニアへの入国条件

ケニアは2024年1月1日より、ケニア入国に際し90日までの滞在には滞在ビザの取得は不要となり、その代わり事前に電子渡航認証(eTA:Electronic Travel Authorization)の申請・支払いが必要となります。(以前は空港到着後に取得できたアライバルビザは廃止になりました)
今後、ケニアに入国する渡航者は、以下URLよりeTAを申請ください。https://www.etakenya.go.ke/
詳細は下記3-4 1入国ビザに代わるeTA(Electronic Travel Authorisation=電子渡航認証)申請で説明しています


2-2 参加条件

コロナ禍以降の新参加条件

コロナ禍以降、新参加条件を設けております。ご了承ください。

  • 健康な方で、ご自身の健康管理ができる方
  • 持病があり、長時間の渡航に不安のある方は不可
  • 旅行者保険加入必須(保険会社は指定しない)
  • 最大滞在日数は 最長6か月まで
  • 活動終了レポートを提出する
  • 対面もしくはオンラインで事前オリエンテーションを受けることができる方
  • ご自身の行動などに責任を持つことを活動誓約書に署名した方
  • エンブに滞在中は朝8時のオフィスの朝礼に毎日参加(安否確認、健康管理のため)

これらの条件に合致、同意していただきましたら

  1. 履歴書の提出
  2. 自署名入り活動誓約書の提出
  3. 対面/オンラインで出発前オリエンテーション
  4. 活動終了レポートの提出(活動終了後)

過去の活動終了レポート
Facebook: https://www.facebook.com/acefjpn
インスタグラム: https://www.instagram.com/acef_kenya_jpn/

2-3 受け入れ時期、滞在期間、定員

受け入れ時期

教育事業に参加の方は、3,準備編 渡航時期/学校カレンダーを参照ください。休み期間は学校の視察、授業体験などはできません。

滞在期間

ビザの関係上、滞在は6ヶ月までとなります。

滞在期間は、最低2週間は取ってしていただくようにお願いしています。

2週間以下の滞在ですと活動の視察程度で終わってしまいます。ケニアは遠く、往路1日、復路1日と往復に2日必要です。

定員

コロナ禍以降、当面宿舎は全員1人1部屋としていますが、参加希望者が増えた場合は感染防止対策を講じた上で1部屋2人としていく予定です。

2-4 費用

歴史的円安、ガソリン高騰の影響によりやむなく価格改定

支援金&滞在費の支払いの振込先は(寄付口座とは別の)専用口座になります。

出発の2週間前までに指定の銀行振込をお願いします。

支援金

初回のみ 3万円(2回目以降は不要)

ACEFの活動を支援するための支援金(主にエイズ孤児院の運営費、事務所スタッフ経費など )

滞在費

(ホームステイ費用含む。ただし感染状況により不可の場合あり)

 2週間まで     65,000円
 1ヵ月まで    100,000円 
 2か月まで     180,000円
 3か月まで     250,000円

数日のショートステイ、3か月以上の滞在をご希望の場合は、事前に小椋までご相談ください

為替変動により価格が変動する場合があります。ご了承ください。

滞在費に含まれるもの:
  • 空港送迎費(ナイロビ←→エンブ 1往復)
  • 現地活動時の国内移動費
  • 食費
  • 宿泊費
  • ネット環境整備費
  • セキュリティー維持費
  • ホームステイ費用(1~2泊程度)
滞在費に含まれないもの:
  • ケニアまでの航空券代
  • ケニア入国ビザ/eTA申請費用
  • オプションツアー費用(サファリ、モンバサ、ナイロビ市内観光、自己都合によるナイロビ宿泊費など)
  • おみやげ代
  • 遊興費、し好品代
  • 病院にかかった場合などの医療費
  • 海外旅行者保険加入料
  • 深夜着の到着日宿泊費、エンブでの活動終了後のナイロビ宿泊費は自己負担
  • 滞在延長のためのビザ更新費用

3,準備編

3-1 申し込み

申し込み:
  1. 履歴書(パスポートのスキャンも添付)送付 & ACEFより受け入れ許可
  2. チケットの手配(各自手配をお願いしています)
  3. 現地活動の内容を相談&準備(ZOOM、対面など)
  4. チケット確定後、eTA申請のためのACEFホテル予約票を発行
    (入国日と滞在日数を記入するため、発行はチケット確定後になります)
  5. オンラインでeTA申請(各自でお願いしています)
  6. (NEW)活動に関する誓約書の提出
  7. 支援金&滞在費の振込(出発2週間前までにお願いしています)
  8. 出発前オリエンテーション(誓約書の読み合わせ&諸注意)
  9. 出発&現地到着→活動開始

3-2 活動地&使用言語

空港送迎

活動事務所:エンブ郡エンブ市マジンボ地区(ナイロビから車で約3時間)

エンブ事務所は空港のある首都ナイロビから車で約3時間離れております。
初めての土地に降り立ち、知った人もいない中、1人タクシーなどで街中まで出たり、大きな荷物を持ってホテルへ移動することはトラブルの元となますので、空港送迎はさせていただいております。
日本人スタッフ、滞在中のボランティアさんもしくは当会の運転手が出迎えに出ます。

ただし、やむを得ない場合の除き、極力暗い時間帯は車を走らせないようにしています。早朝便、深夜便での発着の場合はご希望の時間に送迎できないこともあります。ご了承ください。

活動地

エンブ:活動事務所、小学校、エンブこども病院、タウン分院、職業訓練校など

エナ:エナ病院、エイズケアセンター、有機農業トレーニングセンターなど

マキマ:エイズ孤児院ACEFジャンプ&スマイルセンター、農場、ジョイアスパーク(ふれあい動物園)

移動手段

宿泊先は基本エンブ敷地内のスタッフ棟ですが、エナ、マキマの活動拠点にも宿泊施設はあります。

宿泊先から活動拠点まではACEFの車両を使うか、乗り合いバスなどに乗っての移動です。

ただし、初めての場所へ移動するのに1人で単独行動していただくことはありません。
ACEFの車両で一緒に移動するか、日本人/ケニア人スタッフと一緒に行動していただきます。

使用言語

ケニアの国語はスワヒリ語、公用語は英語です。公式文書などは英語。
新聞は英語、スワヒリ語、両方のものが発行されています。

そのほか、東アフリカ諸国ではスワヒリ語が通じる国もたくさんあります。

ただ、スワヒリ語も学校で習う言語ですので、田舎に行くと通じない場合があり、この場合ケニア国内40以上ある部族の言葉、部族語が使われています。

基本的に英語で簡単な日常会話が出来る方が活動はしやすいです。

最初のうちはスタッフや日本語の話すケニア人スタッフが一緒に行動する場合もありますが、活動中は通訳は付きませんのでご了承ください。

3-3 渡航時期/学校カレンダー

新型コロナウイルスの影響のため、学校カレンダーがずれ込んで変則的になっています。学校の視察や授業体験をしたい場合は時期にご注意ください。

また下記のスケジュールはケニア教育省が出した公立小学校のものです。私立学校はスケジュールが多少ずれることがあります。

2024年1学期:
1月8日~4月5日の予定(13週)

ハーフタイムブレイク:2/29~3/3(3日間)
学期休み 4月6日~4月28日

2024年2学期:
4月29日~8月2日の予定(14週)

ハーフタイムブレイク:6/20~6/23(3日間)
学期休み 8月3日~8月25日

2024年3学期:
8月26日~10月25日の予定(9週)

ハーフタイムブレイク:なし

ただし、7年生、8年生は受験のため、休み期間中も補習授業があり寮に残って勉強しています。日常を一緒に過ごすことは可能ですが、授業やプロジェクトをして頂く時間は取れません。ご了承ください。

6年生のKPSEA 2024年10月28日~10月31日 (4日間)

近隣公立小学校のほとんどは通いのため、休み中に学校視察、授業などは出来ません。

3-4 (NEW)2024.01.05更新
入国ビザに代わるeTA(Electronic Travel Authorisation=電子渡航認証)申請

2024年1月1日より、ケニア入国に際し、電子渡航認証(eTA:Electronic Travel Authorization)公式サイト→https://www.etakenya.go.ke/ja の申請・支払いが必要となります(サイトには取得には72時間程度かかると書かれています)。
以前空港で取得できたアライバルビザは廃止になりました。事前にeTAを取得していないと出発空港から飛行機に乗せてくれませんのでご注意ください。
(検索次第で、公式サイト以外が表示されることもあるので注意)

尚、既にeVisaを取得済みの方は、当該ビザが失効するまでの間は、同査証にて入国可能です。

申請に必要なもの:

  1. 半年以上の有効期限のあるパスポート、1枚以上の余白ページ
  2. 最近の写真(申請時にカメラで撮影可、または所有の証明写真もダウンロード可)
  3. 連絡用住所、電話番号、Eメール(このメアドにeTAが送られてくる)
  4. トラベル情報(到着&出発便のフライト番号、日時)
  5. 滞在目的は観光(Tourism)それ以外だと他にも書類が必要になるので
  6. 滞在先住所(【Africa Children】まで入力すると、選択肢としてAfrica Children Education Fund, Majimbo, Embu マジンボ、エンブーが出て来るのでそれを選択)
  7. ホテル予約票(渡航日が確定したらACEFが発行)
  8. 黄熱病流行国から入国の場合は、イエローカードの提示が必要(日本から中東経由で到着の場合は不要)
  9. クレジットカード/デビットカード情報(支払い)

ホテルの予約票として、ACEF Guesthouseから宿泊予約票を作って発行します。

申請に関する諸注意:

  • 事前に申請&取得
    以前、空港に到着してから申請して取得していたアライバルビザは廃止になりました。eTAを取得していないと出発空港から飛行機に乗せてくれませんので、ご注意ください。
  • 詐欺サイトに注意
    ウェブ検索では公式サイト以外が上位に来ることがあります。正式サイトは上のリンク
  • Reference Number(Ref.No.)を控える
    申請が受理されたらReference Number(=Ref.No.)と進捗を知るためのURLがサイト上で発行されます。またRef. No.はメールでも送られてきます。必ず控えておいてください。
  • 申請は日数の余裕を持って
    申請サイトには、発行には72時間(3日間)程度の時間を要すると書いていますが、日数にばらつきがあります。(翌日~1週間程度。土日、ケニアの祝日などをはさむ場合はもう少しかかる)
  • 受領メールを確認しておく
    正式に申請が受理されたら受領メールが来ますので確認してください。もし受信していない場合は迷惑メールやゴミ箱に入っていないか確認してください。このアドレスにeTAが添付されてきます。
  • <重要> icloudアドレスは使えない
    icloudアドレスはどこかでハネられるようでメールが届かない(実例あり)ようですので、他のアドレスを登録してください。申請した後からでもRef.No.がわかればメアド変更可能。
  • LiveChatで催促できる
    万が一前日の時点で発行されていない場合は、LiveChatでRef.No.を提示して催促します。ただし時差があるため、日本時間午後14時(ケニア時間午前8時)すこし前にチャットを入れておくと現地の朝イチで対応してくれる可能性あり。
eTAサンプル(念のため、印刷して持参)


3-5 予防接種、海外旅行保険

1,ケニアにおけるコレラ発生にかかる注意喚起 2022.10.23更新
【在ケニア日本国大使館 緊急情報メールより】

ケニア保健省は、ナイロビ首都圏を含む、6郡にてコレラの発生が確認された旨発表しました。

1,ケニア保健省は、20日までに、ナイロビ首都圏を含む、6郡にてコレラの発生が確認され、国内で60人の患者が登録された旨発表し、警戒を呼びかけました。

保健省によれば、コレラはナイロビの北約10キロにあるキアンブ郡にて開かれた結婚パーティーが原因であるとしており、キアンブ郡では国内感染者数の半分に当たる31人の感染者が報告され、これまでに13人がコレラで入院しているとしています。

ついては、在留邦人の皆様におかれましては、今後、感染地域が拡大する可能性がありますので、以下2.(3)の感染予防対策を心掛けるとともに、衛生管理に十分注意してください。

2,
(1)コレラは、コレラ菌に汚染された水、氷、食品などを経口摂取することによって起こる、下痢を主症状とする病気です。潜伏期間は数時間から5日で、その後、下痢や嘔吐などの症状がみられます。腹痛や発熱はほとんどみられません。下痢の症状は様々ですが、重い場合は多量の水のような下痢(米のとぎ汁様)となり、脱水症状を起こします。胃腸の弱い人や胃切除を受けた人、高齢者、乳幼児などは重症化し、昏睡状態に陥り死亡する例もあります。

(2)治療方法としては、下痢によって体内から失われた水分と塩化ナトリウム等の電解質の補給が主となります。脱水症状が激しい場合は点滴による治療が必要となり、抗生物質を併用します。

(3)予防方法としては、流行地では、以下のような基本的な感染症予防対策を心掛け、感染が疑われる場合には、直ちに医師の診断を受けてください。

●外出後、食事の前、トイレの後の手洗いを励行する。

●食物は、十分加熱してから食べる。路上で販売されている飲食物は口にしない。

●飲料水や調理用の水はミネラルウォーターを使用する。水道水を利用する場合は、十分に沸騰させた後使用する。

●安全な水から作ったことが確認できる氷以外は使用しない(コレラ菌は冷凍しても死滅しません)。

2,予防接種

2024年1月現在、ケニア入国に際し接種義務のある予防注射はありません。

黄熱病については、下記の在ケニア日本国大使館の黄熱病に関するページを参照
https://www.ke.emb-japan.go.jp/yellowfever.html

日本からケニアのみを短期旅行(出張)し日本に戻ってくる方
日本は「感染危険国」でも「証明書要求国」でもないので、ケニア入国及び日本入国にはイエローカードが必要ありません。主な乗り継ぎ地のアラブ首長国連邦(ドバイ)、カタール(ドーハ)、トルコ(イスタンブール),香港についても、「証明書要求国(地域)」ではありません(2011年1月16日現在)。ただし、タイ(バンコク)など「証明書要求国」で乗り継ぎをのみの場合には確認されませんが,乗り継ぎ時間の関係で一時入国する場合には確認されますので注意が必要です。

さらに、ケニアから他のアフリカ諸国へ行く場合(特にタンザニア、ウガンダ、エチオピア)は、その国への入国、またはそれらの国からケニアに再入国する際に接種証明書の提示を要求されます。

ただ黄熱病予防接種が受けられる機関が減ってきています。そのため、検疫所などで「ケニアだけに行くなら接種は不要」と申し込みの際に言われるケースが目立ってきています。

イエローカードは生涯有効

2016年7月11日より、一度黄熱病の予防接種を受けると生涯有効となりました(以前は10年間有効)(追記2020.01)
黄熱病予防接種が受けられる機関が減ってきています。そのため、検疫所などで「ケニアだけに行くなら接種は不要」と申し込みの際に言われるケースが目立ってきています。
以前接種して、既に有効期限が切れているイエローカードでも有効です。

接種義務はないが、推奨される予防接種について

接種しなくても良いが、接種しておく方が安心な予防注射です。接種するかどうかはご自身の体質・体調や持病を考慮して決めてください。

ただし、これら予防接種は有料(クリニックにより金額の前後あり)

  • 黄熱病(1回/11,000円)
  • A型肝炎(1回/8,000円)
  • 腸チフス(1回/10,000円)
  • 破傷風(1回/4,500円)
  • B型肝炎(1回/6,000円)
  • 狂犬病(1回/15,000円)
  • 髄膜炎菌髄膜炎(1回/25,000円)

予防接種の種類によっては間隔をあけて複数回接種する必要があります。
破傷風などは現地エンブ病院でも接種可能

3,マラリア

アフリカの病気と言えばマラリアというイメージを持つかと思います。マラリアは予防接種ではなく薬で予防することができます。
マラリア予防薬 1錠:800円×(滞在前2錠+滞在中4錠+帰国後2錠)など、様々な服用方法があります。

しかし服用後の副作用があるものも多い(個人差あり) ACEFのエンブ病院で簡単かつ迅速かつ安心・安全に受診、検査ができます。検査費用も1,000~2,000円程度。体調不良の際はその場で血液検査をしてマラリア陽性なら即服薬することで対応しています。流行情報を常にチェック

アフリカ諸国での黄熱病やコレラなどの流行が報告されており、今後は今以上に予防接種の義務付け国が広がるかもしれませんので、各自最新の情報を検索しご自分の予定にあわせて、また自己責任で接種をお願いします。

4,海外旅行保険

海外旅行保険加入は必須条件です

補償内容について

ACEFは現地事務所敷地内に病院がありますので、ケニアで多い病気(マラリア、腸チフスなど)やケガには24時間対応しておりますが、携行品の盗難などもカバーするタイプの海外旅行保険への加入をお願いしています。

保険会社の指定はありませんが、ご自身に適した保険に加入してください。

3-6 換金について

日本国内ではケニアシリングへの換金はできません

支援金、滞在費は、事前にACEF日本国内口座への振込をお願いしています。

日本の出発空港でも円→ドルに換金できますが、空港内換金所の営業時間にご注意ください(22時くらいに閉店するところが多いようです)

また空港より街中の銀行の方がレートがいい場合が多いです

ケニア到着後の空港での換金

ケニア到着時に空港内で日本円/米ドル→ケニア・シルに換金すると、レートが低く非常に損です。 空港より街中の銀行や換金屋の方がオススメ。

また空港内はフリーWIFIが使え、迎えの者と空港内から連絡が取れるため換金は不要ですが、もし換金する場合は空港での換金は必要最低限にとどめることをお勧めします。

市中の換金できる場所

ナイロビ市内には銀行や換金屋があり、日本/米ドル→ケニアシルに換金できますが、レートは各々違いますので各店でチェックしてください。

エンブ市内の銀行では、米ドルおよび日本円→ケニアシルの換金は可能。
ただし、米ドルは100ドル札、日本円は5千円札、1万円札のみ可能。
旧米ドル札、日本円の新紙幣(2024年7月発行)は不可。

銀行や換金屋によっては極端に低いレートを設定している場合があります。一度に多くは換金しないほうがいいと思います。

現地で必要なお金はいくらくらい?

5-5 物価をご参照ください

3-7 持って行くと便利なもの、役立つもの

携行品
  • 日焼け止め(日差し強し)
  • 虫刺されの薬、蚊のいなくなるスプレー(預け荷物に入れること。手荷物では機内持ち込み不可)
  • コンタクトの人は予備のメガネ(砂埃などが多い)、目薬(乾燥している)
  • 女性の基礎化粧品
  • 携帯用スリッパ(機内、室内用)、サンダル(クロックスなど)
  • 機内用の耳栓
  • 各自の常備薬(当会病院でも処方できますが、特にアレルギー、花粉症の薬などはご自身の常備薬をご持参ください)
  • 100円均一などで売ってる小さな懐中電灯(突然の停電用)

現地スーパーでお金さえ出せばいろんなものが手に入りますが、日本より割高です。
例:シャンプー、女性の生理用品(南アフリカ/ジンバブエ製)

衣類
  • フリース、パーカー、長袖シャツ(時期によっては寒いので脱ぎ着しやすい服)
  • 帽子(日差しや砂埃除けに)

Tシャツや靴下は色物がベター。白はすぐにまっ茶色に汚れ、洗濯しても落ちない

服装に関しての詳細は、4,現地生活編の服装を参考にしてください

3-8 荷物、レジ袋持ち込み禁止令

荷物

預け荷物(チェックインの時に預ける荷物=受託手荷物)はスーツケースでも、バックパックもOK。
帰国の際も空港までは送迎しますので、大きな荷物を持って街中を移動することはほとんどなし。

手荷物(機内に持ち込む荷物)も重さ制限があります(各社7キロ程度) 航空会社、クラスによって預けられる個数や重さが違いますので、各航空会社のホームページで確認してください。

現在、日本発の飛行機はセキュリティーが厳しく、飲料水やハンドクリーム、スプレー缶など機内に持ち込めないものが多いので、事前に航空会社のHPよりご確認ください(ライターは預け荷物でも持ち込み不可)

持って行く荷物に空きスペースがあるなら

もし荷物にスページがあるなら、日本食の食材を持って来ていただけると有難いです。 夕食は日本食らしきものをみんなで作っていますので、日本食の食材があると助かります。

事前に問い合わせいただければ、現地からのリクエスト聞きますが、以下のような日持ちするものはいくらでも助かります。

麦茶パック、かつおぶし、だしの素、乾燥わかめ、マヨネーズ、ふりかけ、塩こんぶ、チューブ入りわさび、カレーのルー、味噌、ごま油、中華調味料、日本のお菓子など。

レジ袋持ち込みについて

2017年8月28日より、ケニアへのビニール袋(レジ袋)の持ち込みが禁止になりました。飛行機がナイロビに着陸する前にも、機内でアナウンスが入ります。

ビニール袋所持が見つかったら、400万シリング(約450万円)の罰金、もしくは4年間刑務所へ、との報道もあります。これは旅行者も例外ではないそうで、カバンの中にレジ袋を入れていても(使っていなくても)、所持だけで罰則に値するとか。

かなり強硬手段に出ていますが、ケニアは日本より警察の権力は大きく、あまり調査もせず、事実と異なる場合でも問答無用で簡単に刑務所に入れられてしまうケースもあります。皆さまどうぞスーツケースの中の仕分けなどにもレジ袋は使わず、エコバックや風呂敷、100円均一の小さいバックなどを使って、ケニアにお越しください。

ジップロック、衣類の圧縮袋などのチャック付きのものには、OKとダメの両方のケースがありました。

スーツケースを開けられた時に見つかって、衣類ごと没収された人もあり、見つかったけどお咎めなしのケースも(係官の気分…ってこと?)

3-9 出発~ケニア到着まで

以前エミレーツ航空でケニア入りした場合の道中について書いております。
他にもいろんな路線がケニアへ就航しておりますので、ご参考まで。

1,荷物

預け荷物(受託手荷物)機内持ち込み荷物の重さは、航空会社、航空券のランクによりますので、各自ご確認ください。

機内持ち込みの手荷物はだいたいどの会社でも7キロ前後までです。
最近はチェックが厳しくなってきて、預け荷物と一緒に重さを測ります。

預け荷物は航空会社や手配したサイトによって差があります。30キロまでを1個のみ(2018年9月現在)、23キロを2個 計46キロまで(2022年4月)持てた時もあります。

出国前の手荷物検査場では、飲料水、ハンドクリーム、化粧水、スプレー缶(男性のジェービングクリーム等)など、機内に持ち込めないもの、持ち込めるが容量に制限のあるもののチェックがあります。機内持ち込みの手荷物に入っている場合はその場で破棄しなければなりませんので、ご注意ください。詳しくは各航空会社のHPで確認してください。

ライターなども預け荷物でも手荷物でも持ち込みが禁止です。ご注意ください。

2,空港にてチェックイン【エミレーツ航空の場合】

エミレーツ航空は出発の48時間前からオンラインチェックインが可能です。大変便利で事前に座席の指定もできます。

私、小椋は関空からの出発。3時間前から始まったチェックインではオンラインチェックイン済専用カウンター(ビジネスクラスと同じ手続きカウンター)へ。オンラインチェックインの/eTAされた搭乗券&印刷したビザ/eTAを見せ荷物を預けると、ささっと新しい搭乗券をくれました。

チェックインカウンターにて【ケニア入国ビザ/eTAをチェックイン時点で印刷したものを提示】。どちらもないと飛行の搭乗を拒否されるので注意。事前にビザ/eTAを取得し印刷して持参(スマホ画面提示は不可の場合あり)。

チェックインをすると、関空→ドバイ、ドバイ→ナイロビの2枚の搭乗券をくれました。オーバーブッキングがよくあるので(事前ドタキャンする人を考慮し、座席分より多くチケットを売りなるべく飛行機を満席で飛ばせる)オンラインチェックイン必須。

チェックインが済んだら、LINEで必ず出発する旨を小椋までお知らせください。 万が一フライトが変更になったり、遅延した場合もご連絡をお願いいたします。

連絡なく出発される方が非常に多いです。出発した確認が取れないと現地へ空港までの出迎えが出来ません。もし日本を出発してから連絡を忘れたことを気づいた場合は、中継空港からのご連絡でもOK。

3,乗り継ぎ【エミレーツ航空の場合】

成田/羽田/関空→ドバイ、ドバイ→ナイロビ
乗り継ぎはアラブ首長国連邦のドバイ。

ドバイに到着し飛行機を降り、まずは全員が手荷物検査を受けます。空港の乗り継ぎ(Transfer)の表示を見ながら進みます。ほとんどの人が乗り継ぎ。その流れについて行けば手荷物検査所(Baggage check/ security check)へ。

列に並んで荷物をX線に通します。この時、時計、携帯電話のほか、金具の大きなベルト、ヒールのあるブーツなどは体から外して荷物と一緒にX線を通します。

手荷物検査が終わり階下に降りると、免税店などがあるトランジットエリアです。次のドバイ→ナイロビの搭乗券には出発ゲートが記載されていないので、Gate(ゲート)番号を探します。空港内に何か所もある、大きなモニターが4~6面くらい集めた表示の前に人が集まって見ているので、そこで乗り継ぎ便の出発ゲートを確認。

英語画面、アラビア語画面がどんどん入れ替わりるので探しずらいですが、繰り返し映るので、ゆっくりエミレーツ便(JALと共同運航)のナイロビ行きを見つけます。

出発1時間前くらいまでにはゲートへ。乗り継ぎ便名の表示があります。だいたい30分前から搭乗を開始。飛行機が遠いところに駐機してある場合は、階下からバスに乗って飛行機の真下まで移動。

トランジット中

トランジットはケニア行きも帰りも3~5時間くらい。免税店を冷やかしたり空港内のフリーWiFiでネットに接続し、スマホでSNSなどできる。回線が遅い場合もあり。

私の時のナイロビ行きの出発ゲートは一番端っこで、飛行機を降りてからゲートまで30分くらい歩かされました。かなり広い空港です。

免税品は基本米ドル、ユーロ、アラブのディルハム。お店によっては日本円支払い可能。クレジットカード払いも可。水が1本約300円、コーラが約600~700円。グラスビールは約2000円。高い!

4,ナイロビの空港(Jomo Kenyatta Int’l Airport)

到着までの機内で

以前はナイロビ到着の少し前になると機内で入国申請カードと関税書類を配っていましたが、Eビザになってから記入不要。

①入国審査(Immigration イミグレ)

ナイロビの空港に着くと、飛行機の下までバスが迎えに来て入国管理所(体育館のような建物)へ。

ケニア入国ビザは事前にオンライン申請(Eビザ/eTA)で取得してください。空港でのアライバルビザは取得不可。

Eビザ/eTA、パスポートを持って、右端のケニア人以外(Foreigner=外国人)のカウンターへ。

親指、4指の指紋登録、顔写真の撮影などがあり。

パスポートに入国のスタンプを押して、提出したEビザ/eTAなどと一緒に返してくれます。

無事に入国できたら、荷物を取る前にトイレに行っておくことをおススメします。空港トイレ個室は狭くて荷物を持って入れない。空港内でも置き引きに注意。

②換金(Exchange):

3、準備編の換金を参照

③荷物の引き取り(Luggage/Baggage) :

ターンテーブル近くのモニターで便名を確認。自分の便名のテーブルで荷物を引き取ります。

手荷物ターンテーブルあたりで、空港内フリーWIFIがつながります(パスワードなし)荷物を待っている間に、事前にお伝えしている迎えの者に到着し、荷物引き取りの場所まで来ていることをお伝えください。

だいたい15分~20分で、荷物が出てきます。 30分以上待っても自分の荷物が出て来ない場合は、手荷物引渡所(Luggage Claim)に申し出、調べてもらいます。

ナイロビまで荷物が届いているのか、途中で置き去りにされてナイロビまで来ていないのかわかります。

万が一、荷物がナイロビまで届いていない場合はご自身で手続きが必要です。何日後のどの便で届くのか確認し、更にエンブから連絡できる電話番号、担当者の名前などを聞いておく。過去に指定日にエンブからナイロビまで荷物を取りに行っても結局届いてなくて、2度、3度と無駄足を踏んだことも。

この場所には迎えの者は入れませんので、この手続きは各自行っていただくことになります。

また、次のステップの関税を通過し空港の建物を出てしまうと、再度建物の中に戻ることが出来ませんのでご注意ください

④関税(Customs):

預け荷物を引き取り後、 手荷物のみ(スーツケースは免除)をX線機器に通します。何も声をかけられなかったらそのまま外へ。

イカツイおじさん、おばさん達に呼び止められた場合、入国の目的、期間、荷物の中身を聞かれたり、荷物を開けるように言われたりしますここでは目的は「観光(Tourism)」、滞在先は「エンブの友人宅(Friend’s house in Embu)」で通す。(ややこしくなるのでボランティアとは言わないで

本来ここでは税金のかかるものを持ち込んでいないか、危険物がないかなどを調べるところですが、残念ながら完全に賄賂を取る場所のように成り下がっています。

荷物を開けるように言われるか、スルー出来るかは時の運。荷物を開けられた場合、物品の査定価格表はなく、関税をかけれるものに【勝手に】金額を決めます。その時に気分です。10,000シル(約12,000円)の時もあれば、もっと吹っかけてくる時も。ここで押し問答をすると結構時間がかかります。

ほとんど何も言われない場合もありますが、イチャモンつけられた人もいて、こればっかりは彼らの気分次第でどうなるかはわかりません。

レジ袋はケニアへの全面持ち込み禁止です(離陸前に機内アナウンスもされてました)。使用だけでなく持ち込みも禁止で、所持が見つかったら罰金400万円とか懲役4年などと公示されています。要らぬ面倒を招かぬよう、事前にご対応ください(個包装のビニール袋、ビニール製品全般ではなく、ゴミになる可能性の高いレジ袋がターゲット)

⑤到着出口(Arrivals)の扉をくぐり建物の外へ。やっとケニアに入国!

無事に関税を通り抜けたら、その先の扉を抜けてやっと屋外に出れます。ケニアの大地を踏む前に銃を所持した警官や軍人がいて、話しかけられることがあります。

彼らには出入国や滞在資格に関してその正当性を判断し、更には罰金を科す立場ではないのですが、イチャモンをつけて賄賂を要求するケースが頻発しています。

ライフル銃を持った人に高圧的に話しかけられるとかなりビビりますが、狼狽えず礼儀正しく「友人が迎えに来ているから」と言ってください(幸運をお祈りします) 警官/軍人たちのいる扉(Arrivals)を抜け左手のスロープを降りてください。迎えの者(日本人スタッフ、当会のケニア人運転手)は建物に入れないので、スロープの先で待っています。

これまで出会えなかった人は1人もいませんが、渋滞で遅れる場合もまれにあります。もし建物の外へ出ても当会の迎えの者と会えない、まだ来ていない場合は、その場から動かず待っていてください。

待っていると「TAXI?(タクシーかい?)」とか声をかけられるとは思いますが「友達が迎えに来る」と言ってもらえれば、強引な客引きはほとんどないです。

ただし、やむを得ない場合の除き、極力暗い時間帯は車を走らせないようにしています。早朝便、深夜便での発着の場合はご希望の時間に送迎できない場合、追加料金が発生することもあります。ご了承ください。

・カタール、エミレーツ、エジプト航空などはターミナル1Eに到着

(追記2022.4.20)
Cossta Cafe周辺ではフリーWIFIが使用可

現地連絡先

事前に佐藤マネージャーのラインをお伝えしておりますが、念のための携帯番号を控えておいてください。

佐藤MG 携帯電話 0111-663009

30分以上待っても迎えが来ない場合は、近くのケニア人(タクシー運転手、空港職員など)に【迎えが来ないので携帯電話を貸してほしい】とお願いすると、ほとんどの人が「番号を言ったらかけてあげるよ」と言ってくれます。ケニア人は基本親切!)

最近はインフラ工事で渋滞が多く、多少お迎えに遅れることがありますが、必ず空港で迎えの者とは合流できます。

迎えが遅れているようなら、貴重品に気をつけ、荷物からは離れず、その場から動かず待っていてください。このためにも荷物を引き取ってしまう前にトイレに行っておくことをおススメします。

4,現地活動編

4-1 教育事業

こちらを参照

4-2 医療事業

こちらを参照

4-3 環境保全事業

こちらを参照

4-4 広報支援

・SNSへの発信について

現地での体験を写真、動画などでネット上にアップしていただくことは、ACEFの活動をより多くの方々に知ってもらいご支援のキッカケになりますので大歓迎です。

ただし、以下のことに注意してください

  1. 写真を投稿する場合、そこに写っている人物にsnsへ投稿してもいいか確認してください。承諾なく写真を投稿するのはマナー違反及びトラブルの元となるので注意してください。
  2. また投稿内や概要欄に【協力:アセフ】、またはACEFのHPのリンクなどを貼っていただくと支援につながります。
  3. 投稿する際もしくは投稿した後はACEF日本事務局小椋もしくは現地エンブ事務所佐藤マネージャーにお声がけください。
  4. 活動レポート提出の際にご自身のSNSアカウントをお教えいただければ、レポートにリンクを貼らせていただきます。

4-5 活動内容は自分で決める

・活動内容は自分で決める

ACEFでの現地活動は自主性、創造性を尊重し、やってみたいことを自分で決めて実行する形をとっています。

お手伝いしていただきたいことはその都度ありますが、スタディーツアーのような毎日のスケジュールはなく、ボランティアさん用の作業や仕事は特に用意していません。

履歴書に具体的な活動内容を書いていただいています。
事前に現地でやってみたいことを自分なりのプランを立て提案してください。
その上で、詳細をメール、電話、ビデオ通話などでご相談させていただき、出発までにプランを明確にします。

これはできる、これはできない。これは日本側で用意する、これは現地調達できるなど、アドバイスもさせて頂きますので質問もたくさんしてください。

しかし活動内容プランは予定なので、現地入りしてからの変更も可能です。

事前に思いつかない場合でも、こちらからアドバイスはしますがお膳立てはしません。ACEFが計画したことや敷いたレールに乗るのではなく、事前にご自身で考えて、また現地入りして自分の目でみて、どんなことをしたいか、今の自分が持っている能力で何がが出来るか、子ども達の未来のために何が必要かを皆さん自身が考え行動してください。

思うように活動が進まない時にも挫けることなく、その場その場で出来ることを探す。発想の転換をしてみる。臨機応変に対応する力を養う。これらをケニアで体験し今後の糧としていただきたいと思っています。

・とにかくジャリブしてみる *ジャリブ=スワヒリ語「試す」

法律に違反することや現地の人たちに迷惑をかけることなどはもちろん不可ですが、当会の事業内容の範囲であれば皆さんがやってみたいことをどんどん提案してください。出来る限りのサポートをさせて頂きます。

「それはちょっと無茶じゃない?」と思うことでも、ダメもとで言ってみると意外に望みが叶っちゃうのがケニアのいいところです!

4-6 3本柱(教育、医療、環境保全)以外で、ACEFが提供できること

コロナ禍以降、状況に応じて提供できないものもあります。ご了承ください

★Culture(体験、見学)

①孤児の家にホームステイ(学校休み期間中のみ)

②お茶農家で農業体験&お泊り‐茶摘み体験、家畜世話、畑仕事の手伝い

③ナイロビ国立博物館: アフリカの文化、民族、慣習

④ボーマスオブケニア: ケニアの部族ダンス見学

★Tourism (観光)別途オプション料金が必要

①バオバブを間近で見る‐マキマのジャンプ&スマイル近隣

②動物ふれあい体験(ナイロビ郊外)‐キリンにエサやり、ゾウにミルクやり

③ナイロビ国立公園(ナイロビ郊外)-早朝サファリ(日帰り⁻約2時間半)

④ケニア山登山‐標高4950m、アフリカNo.2のケニア山に登る(乾季のみ可、12月~3月頃、8月半ば後~11月)

⑤マサイマラ国立公園‐野生動物を見るサファリ(1泊2日~)

⑥ナイバシャ湖周辺散策‐バードウォッチング、ボート遊び、野生動物

⑦モンバサで世界遺産見学‐海岸部の美しいビーチや歴史的建造物見学、内陸部とは違った文化習慣を持つ港町

4-7 ボランティア活動レポート

ボランティア・インターンによる現地活動報告はこちらから→ ACEF Facebookインスタ

4-8 活動の交通手段

・空港送迎

空港はいろんな人たちがひしめいており到着直後の旅行者を狙ったトラブルも結構ありますので、当会では空港への送迎をさせて頂いております。

ナイロビの空港→エンブ事務所→空港もしくはナイロビ市内までの送迎は滞在費に含まれています。
ACEFスタッフが空港へお迎えに行きます。

ただし早朝や深夜の出迎えにはいくつか条件が付くことになります。
また出発前日ナイロビ泊される場合はナイロビ市内までお送りします。
空港まではご自身でタクシー(自費)で移動をお願いしています。

事務所があるエンブは、ナイロビ郊外の空港から車で約3時間のところに所在しています。また暗い時間帯には当会の運転手は車の運転を控えています。

・その他の交通手段

移動はACEFの車両を使うことが多いです。時には公共交通機関を使うこともあります。

ただはじめてケニアに来た方に1人きりで活動場所まで公共交通機関などで移動していただくことはありません。必ず日本人かケニア人のスタッフが一緒です。

・マタトゥ&ピキピキ

エンブ周辺での公共交通機関はMATATU=マタツ/マタトゥと言い、ピックアップトラック、日産ハイエースなどを改造したものが多いです。

時刻表やバス停がなく、車内が顧客でいっぱいになったら走り出すタイプ。どこからでも乗れてどこでも降ろしてくれます。

便利なのですが、乗り方がわからなかったりトラブルに巻き込まれることもあるので、1人きりでは乗らないようにしてください。

ケニアでは近年PIKIPIKI=ピキピキ(バイクタクシー)がかなり増えました。ヘンテコな形の傘を付けて走っていたりして興味をソソられますが、運転技術も未熟、道路が劣悪、交通ルールはないに等しく死亡事故も多いため絶対に乗らないようにしてください。命の保証はできません

5, 現地生活編

5-1 滞在先

・宿舎

宿泊はエンブ事務所敷地内の日本人スタッフ棟です。敷地内は24時間体制で数人の警備員を配置し安全対策をしています(これは特別ではなくケニアでは普通)

部屋は感染対策から1人ずつ個室。当面は同時滞在者は5人程度まで募集。状況を見て人数を増やすかを検討します。エナ、マキマにも宿舎あります。

・水道ってあるの?

国内どこでもペットボトルのミネラルウォーターが買えますので、それを飲むか、炭酸飲料(コーラなど)、チャイなどを常飲してください。食事用には、キッチンの冷蔵庫に煮沸したお湯でむぎ茶を常備しています。水道の蛇口から出る一見キレイな水は飲むとお腹こわしますのでご注意ください

・電気、電化製品

電圧は240V(日本は100V)。各部屋にコンセントあり。 スマホ、ドライヤー、デジカメなどの充電器はユニバーサルタイプはほとんどそのまま使えますが、ドライヤーは「海外仕様OK」でなければ100-240V対応機器でも火を噴いて壊れます(経験者あり)。確認して使用してください。その他の100Vの機器も240Vで使うと火を噴いたり煙が出て壊れます。

・変換プラグ

コンセント口は角ピン3本型&丸ピン2本型タイプ(写真参照)
変換プラグは、下の写真のような万能型が便利(アマゾンや楽天で300~1000円くらい)

3本タイプ
2本タイプ
・部屋の設備

各部屋には、トイレと、インスタントシャワー(シャワーヘッドに取り付けて、電熱コイルで水を温める器具)があります。水は山から引いた水や井戸の水ですので、濁っている時もあります。停電の時は温かいお湯は出ません。乾季には断水する時もあります。
各部屋には固形石鹸、トイレットペーパーのみ置いています。ご自身で使うタオル類、アメニティ-類はご持参ください。


ピラピラレースは蚊帳 部屋の奥にトイレとシャワー

部屋の中のトイレは水洗
シャワーヘッドの中で電熱コイルの中で、お湯を沸かしたものが出てくる。 水量が多いと、お湯がぬるくなる。少ないと熱すぎる。

旧ダイニング横の洗濯場(洗濯洗剤あり)。手前に二層式、奥に全自動の洗濯機あり

5-2 食事

食事は3食分、滞在費に含まれています。 朝食は個々が日本人ダイニングで取ります。前日の残りなど、冷蔵庫内、キッチンにあるパンなどは食べても使ってもOK。

昼食は、小学校の給食を子どもたちと一緒に小学校の食堂で食べるか、事務所に持ち込んで食べるか。 ただし病院カフェテリアで食べると自己負担になります。

小学校食堂の主なメニュー:

  • とうもろこしの粉で作るウガリ&ケールの炒め煮
  • 赤豆ととうもろこしの塩煮
  • インディカ米&緑豆の汁物か
定番庶民レストランメニュー(イリオ、スクマ、ビーフシチュー)
・夕食はみんなで協力して

夕食は、賄いのお姉さんが用意したものを食べる日、下準備してくれたもので日本人が協力して作る日などがあります(日々の予定で臨機応変に願います)。率先してお手伝いをお願いしています。日本のように、簡単便利な調味料や下処理したものはあまり出回っていませんので勝手が違いますが、ご協力をお願いいたします。

・持って行く荷物に空きスペースがあるとき

荷物編に記載した食材をご参照ください

・食材は日本とさほど変わらない

野菜はほとんど日本と同じものがあります。
ケニア食でよく使う食材は、紫玉ねぎ、トマト、人参、ジャガイモ。
ナイロビのアジアンマーケットには、白菜、ネギ、オクラなどもある。
肉類は、鶏肉、牛肉、豚肉、ヤギ肉、羊肉など。
季節ごとにバナナ、パパイヤ、アボカド、マンゴー、パッションフルーツ、カスタードアップル、ツリートマトなど、果物も多く出回ります。

上の段から パパイヤ、マンゴー、マンゴー、オレンジ
・アレルギー/食べられないものがある方

アレルギーや食べられない物がある方は、必ず事前申告してください。
履歴書にアレルギーなどを申告する箇所を設けています。

花粉症やアトビー性皮膚炎などの場合も、乾燥や周りの樹木によっては症状がひどくなる場合がありますので、事前申告していただき、常用している薬を持参して自己管理をお願いいたします。

5-3 服装

いったん「灼熱のアフリカ」のイメージは捨ててください

ケニアは赤道直下ではありますが、首都ナイロビは標高1700m、事務所のあるエンブでも1300mあり、湿度が低く、軽井沢のような快適さと言われています。

標高2000m以上の高地では、夜の気温が10度前後まで下がり、暖房設備がほしいほどです。

個人差はあるのですが、寒い時期はエンブ事務所で昼間でもユニクロのライトダウンを着て仕事をしている人もいますし、ホームステイ先で薄い毛布1枚では寝れず、フリースを着こんで寝た人もいました。

・季節は日本と真逆

季節は日本と真逆のような感じですので、お気をつけください。

特に日本の夏休み期間中に来る場合、思いのほかケニアが寒いのでびっくりします。

朝晩の寒暖差があるので、 1年を通して半袖&長袖Tシャツ、パーカー、カーディガン(脱ぎ着がしやすい)、フリース、ジーンズなどを脱いだり着たりで調節しています。

寒い時期(6月~10月)の朝晩はエンブでも15度以下になることもあり、半袖だけでは寒く、日中でも室内は25度にならないくらいです。

暑い時期(11月~4月)は、下が20度、上は室内で30度ちょっと。屋外の直射日光のあたるところでは40度くらいかも?

しかし、ケニア内陸部は標高が高く湿度が低いため、1年を通してカラっとしていて、暑い時期でも日本の夏のように汗だくになることはあまりなく、日陰に入ると涼しいです。

・例えば

必要な衣類は個人差があり一概には言えませんが、以下参照ください。

  • 4~6月に大雨季(長雨ではなく、ドカンと降るスコール型)
    例:半袖+ジーンズ/短パン+朝晩は上に羽織る長袖
  • 7~10月はずっと曇りが続き日差しがなく、肌寒い
    例:長袖+ジーンズ+フリース/ライトダウン
  • 11月は小雨季 (長雨ではなく、ドカンと降るスコール型 )
    例:半袖Tシャツ+ジーンズ/短パン+朝晩は上に羽織る長袖
  • 12~3月くらいが暑い時期(エンブで30度ちょっと 湿度は低いが汗はかく)
    例:半袖シャツ+ジーンズ/短パン

ケニアに行く途中の機内や、乗り継ぎ空港のクーラーの効きすぎなどで、私はいつも手荷物にフリースを入れて行きます。

・直射日光はジリジリ

日差しが強い時期は、特に女性は帽子、日焼け止めは必須です。1日で真っ赤に火ぶくれする時もありますし、曇っていても服の上から紫外線をピリピリ感じることもあります。

ケニアではイギリス植民地の名残なのか服装で第一印象が決まる場合が多いようです。オフィスで仕事をする男性はスーツ姿、女性もフォーマルな服装が多く、ラフすぎる格好、だらしない服装の人は軽視される傾向があります。

また中級以上のホテルのレストランにはドレスコードがあり、特に男性の襟なしシャツ(Tシャツなど)、タンクトップ、短パン、サンダルでは入室出来ない場合があります。ご注意ください。

官庁関係、病院、学校への訪問する予定のある方は、ラフ過ぎないな服装をご用意ください

スーツは不要ですが、女性ならワンピースやブラウス+カーデガン+スカート(露出の少ないもの)など。

男性なら襟のあるシャツ(ポロシャツ可)+カジュアル過ぎないなズボンなど。

・女性の方にお願い

ケニアでは女性が露出の多い服を着ていると、売春婦のような不当な扱いを受けることがあります。日本では問題なく着ているミニスカート、キャミソール、タンクトップ、胸周りが大きく開いた露出の多い服などは、ケニアでの着用はご遠慮ください。

・ファッションとは見なされない

膝の破れたジーンズが流行っていてファッションのつもりでそのジーンズをはいていたら、会う人会う人に「破れてるよ!キチンとした服装をした方がいい」と言われました。

・洗っても茶色

ケニアは赤土ですので白い靴下はすぐに真っ茶色になります。黒い靴下でも茶色くなります。Tシャツも真っ白は避けた方が良いかもしれません。洗濯の水も少し茶色っぽいので、洗濯しても茶色は完全に落ちないこともあります。

・こまめに手洗い、洗濯

着替えは4~5日分ほどあれば、下着類は夜お風呂に入る時/入った後にこまめに手洗いし、洗濯機で脱水だけすれば一晩で乾きます。

エンブ事務所に2層式洗濯機があります。水があり電気が来ていれば使えます。電気の無い時は、手洗い、手絞りになります。水の無い時はひたすら水の回復を願いましょう。

トイレットペーパー、洗濯洗剤は共同で使えるもの用意しています

5-4 ネット環境、携帯電話事情

・ケニアは基本プリペイド式。SIMカードとプリペイドカードはどこでも買える

ケニアは固定電話より携帯電話の方が普及率が高いため、ナイロビ以外の田舎街でも、SIMカードやプリペイドカードが手に入ります(街中のキヨスク、レストラン、カフェ、商店など)ので、急いで空港出口の店で購入しなくても大丈夫です。

またM-pesa(エムペサ)と言う電子マネーがあり、携帯で簡単に送金が出来たり支払いが出来たりもします。

国際電話も日本からかけるよりケニアからかける方が安いです。(3分100円程度)

・現地SIMを使う場合

日本でお使いのスマホがSIMフリー対応機種だと、現地でSIMカードを購入すれば(約150円程度)使える機種もあるようですが、機種によっては使えないものもあるようです(アクセスポイント名/APNの手動設定の必要あり)

プリペイドカードはスクラッチ式で、カードに書いてある番号を携帯で入力して課金するタイプ。電話用とネット用データ、別々に課金する。

・事務所のWIFIで自分のスマホを接続する場合

多くの日本からの来客、ボランティア・インターンさんは、事務所と日本人ダイニングのWiFiを通して日本のご自身のスマホでインスタやLINEなどで連絡を取っています。

携帯のキャリアメール(@ezweb.ne.jpなど)は、送信済になっていても日本側には届いていませんでしたのでご注意を。

ケニアでの接続のスピードは全体的に日本より遅いめなので、写真などのアップロードには時間がかかる場合があります。

・海外ローミングに注意

飛行機を降りるまでにスマホの海外ローミングサービスのチェックを外してお使いください。そうしないと飛行機で降り立った瞬間からケニア国内の携帯サービスに勝手につながり、高額料金を請求されるおそれがあります(うっかり経験者です、私)

いつでも連絡(メール、電話など)が取れる状態にしておきたい場合は、各社の海外通信パケットなどへの加入をオススメします。 詳しくは携帯電話会社のHPか、各営業所へお尋ねください(auの世界データ定額は、ケニアは対象外)

・エンブ以外では、ネット環境イマイチ

エナはインターネットの接続はありますが、WiFiではなくLANケーブルでつなぐタイプです。ご自分のPCをつなぐには問題はありません。エナのスタッフに仰ってくだされば接続できます。

マキマは電話、電気自体が来ていませんので、(2017年6月に通電!しかし)ネット接続はできません(現地の携帯電話の電波は飛んでいますが、日本の携帯は使用不可です)

街中のレストランやホテルなどFree WIFIが飛ばしていますが、速度が遅くメッセージくらいは送れますが、ネットで検索ができるほどの速度ではありません。(2019.11)

5-5 物価

・物価、貨幣価値:

1KES=約1.17円(2024.11)

2022年半ばからすべての物価が高騰しているので常に変動あり。要注意

1ケニア・シリング=約1.2円でほとんど日本円と同じですが、物価価値は10~15倍だとお考えください。

ちなみに、滞在費に含まれている空港までの送迎費は、ガソリン代、空港駐車場代、運転手特別手当、途中の食事及び茶菓代などを含み、往復で約12,000シル以上かかります。

またACEFスタッフ宿舎はトイレ、お湯シャワー付きの部屋(通常は2人部屋)ですが、エンブ市内の同等程度ホテルに滞在した場合は1泊約1,500シル程度します。

食費は、平日は調理をする人に来てもらっているので、食材費と彼女の給与なども含まれます。

現地で必要なお金はいくらくらい?

注意:現在、物価上昇中。金額が上がっている可能性があります

オプションツアーやお土産代以外に生活する上で必要なお金はどのくらいかをよく聞かれるのですが、飲酒、喫煙、し好品、遊興費などによってかなり個人差があります。

酒類、タバコ、遊興費が不要なら、1か月滞在で1~2万円くらいでしょうか。

参考までに。(2024年9月)
ペットボトルの水40~50シル 炭酸飲料 50~75シル 揚げパン 30シル

エンブ病院カフェテリアの昼ごはん 250~650シル

お土産(店、商品クオリティーによって異なる)
コーヒー100g 300シル前後 紅茶(25ティーパック)200シル前後 
ナッツ類100g 250~600シル カンガ/キコイ 1500~2000シル
Tシャツ 700~1500シル

5-6 治安、危機管理

コロナ禍はケニアの経済活動にも大きく影響し、ケニアの治安は悪化しています。一見安全そうに見えても犯罪の種はそこら中にあり、街中のひったくりなども頻発しています。

海外メディアで取り上げられ日本でも紹介されましたが、震災時の食糧や水の配給にキチンと列を作り順番を守って我慢強く待てるのは日本人の美徳です。他の国ではそれが難しいことの方が多いようです。

何日もまともな食事をしていない空腹の人の目の前に食べ物があれば、たとえそれが他人の物であっても、奪ってでも食べたいという本能に抗うのはとても困難なことです。

それと同じで、慢性的にお金に困ってる人(一見そうは見えない人でも)の前に財布やスマホを置き忘れたら「持って行っても構わない」と見なされて当然、となります。

  • お金やスマホを見せびらかさない
  • 所持品、貴重品を置きっぱなしにしない、持ち歩かない
  • 金銭の貸し借りをしない(戻って来ることはないと思ってください)

日本のように安全な国に慣れてしまうと少し驚くかもしれませんが【盗難事案は盗める隙を作った被害者に非がある】のです

不快な経験をしないためにも、このことを普段の生活でも念頭に置いておいてください。

・ケニア国内でのテロ

近年世界中でテロ行為が頻発しています。

ケニア国内では、首都ナイロビや港があるモンバサ地域などで過去テロ行為がありました。日本人が被害に遭った事例もあります。ケニアは日本のような安心安全な国ではありません。

しかし私たちの事務所があるエンブは、ナイロビから車で約3時間の内陸部で、これまでにテロ事件が起きたことはありません。

また、1996年にエンブに事務所を置いてから25年以上になり、これまでの教育、保健医療、環境保全の活動は地域住民に広く周知され、関係機関で働いている人も多く、私たち日本人が町中を歩いていても珍しがられることはあまりありません(中国人に間違われることはあるが…)。「エンブ病院の日本人か?」などと声をかけられることも多く、これまで事件に巻き込まれるようなことはありませんでしたし、日中1人で町へ買い物に行くことには問題はありません。

・暗くなってからの外出は禁止

スタッフ揃って車で夕食に出かけるような時以外は、安全対策の上から夜間の外出はできません。ご了承ください。

・大統領選挙はビックイベント

テロとは別に4年に1度行われるケニア大統領選(間近では2022年8月9日)は、ケニアでは一大イベントです。

と言うのも、政権の変革によって上位ポスト以下が総入れ替えになるような大きな利権が発生します。失業率の高いケニアでは、親類縁者が上位ポストに就けば、その恩恵で自分にも良いポストや仕事が回って来るなどは日常茶飯事で、大統領選挙は一般市民の生活にも直結する大きな関心事なのです。

そのため、1年以上前からスラム地区や大都市、有力候補の出身地では集会やデモが行われることが多くなり、警官隊や軍隊とモメて発砲事件や催涙ガスが使われることもも多々あります。

また慢性的に就職先が足らず仕事に就けない人達が不満を募らせ集まり、決起集会に於いて議論がヒートし、群集心理で関係ない商店を襲うようなことも起きます。

・自分の身は自分で守る。これは海外では鉄則です。

ナイロビ市内で銃声や破壊音を聞いた場合は、直ちに音のした方向と逆方向に逃げる、他の人と同じ方向に逃げるように心がけてください。混乱に便乗して、強盗なども増え、目立ちやすい外国人が標的になるケースも少なくありません。

ここは日本ではないということを常に心得ておくこと。
  • 銃声が聞こえたら、音のした逆方向へ逃げる
  • ナイロビ市内の危ないと言われる場所、集会には近づかない
  • 強盗に遭ったら、要求されるものはすべて渡す
  • お金や物より命を最優先にする。直ちに逃げる
  • 海外では、日本ほど人の命が重くない(残念なことですが…)
  • ケニアでは交通事故で死んだら死に損。保証なし
  • 自分の持ち物は自分で管理する(置き引き頻発。戻って来ません)
  • 警察に捕まる/嫌疑をかけられるようなことはしない
    (日本のようにこちらに権利ほぼナシ。濡れ衣を着せられ賄賂を要求されることもある)

ナイロビ市内の危ないと言われる場所、集会には近づかない、危険を察知したら直ちに逃げる、を常に頭に叩き込んで行動してください。

在ケニア日本大使館HP 安全情報 

5-7 活動時間、事務所のようす

エンブ事務所は、小学校、職業訓練校、病院、宿舎と同じ敷地にあり、【オフィス】と呼んでいます。

・誰と働く?

オフィスには所長をはじめ、日本人スタッフ、ケニア人スタッフが数名働いています。

ケニア人スタッフは、あいさつ程度の日本語しか話さないため、英語、スワヒリ語で仕事をすることになります。

・どんな時間帯で動く?

就業日&就業時間:
ケニアでは基本、就業日は月曜日~金曜日。土日祝は休日

午前:8時~13時

昼休み:13時~14時

午後:14時~17時

平日は午前8時からオフィスにて朝礼。それぞれがその日の予定をシェアし、活動の進捗状況を報告しますし、安否確認にもなりますのでエンブに居る時は朝礼に出てください。

忙しい時期は残業あり。週末活動することも可能。

・設備

PC、プリンター、コピー機、スキャナ、プロジェクター、スクリーン、WIFIなど。自分のPCの持ち込み可。

・WIFI環境

エンブ事務所のオフィス周辺でのみ、WIFIが使えます。 パスワードはスタッフにお尋ねください。 ただし、オフィス以外のケニア人にパスワードを教えないでください。通信速度が遅くなり、業務に支障をきたすことがあります。

5-8 NPOを運営側をのぞく

・NPOとは?

「Non-Profit Organization」又は「Not-for-Profit Organization」の略称で、様々な社会貢献活動を行い、団体の構成員に対し、収益を分配することを目的としない団体の総称です。
したがって、収益を目的とする事業を行うこと自体は認められますが、事業で得た収益は、様々な社会貢献活動に充てることになります。
このうち、特定非営利活動促進法に基づき法人格(注)を取得した法人を「特定非営利活動法人(NPO法人)」と言います。

特定非営利活動促進法(NPO法)に基づき、毎年収支報告、活動報告を行うことが義務付けられているため、デスクワークも結構あります。

・地味な仕事が意外と多い

当会がケニアで事業を実施していく中で、ボランティア・インターンさんにもお手伝いをお願いしたいこともあります。
その中には、事務所での事務処理のお手伝いだったり、地味な雑務だったりすることが多々あります。

現地で活動を続けて行く上で、助成金の申請書や報告書作成または支援者さん/支援団体への報告、所轄庁への収支、活動報告などがとても重要で、その作成のためのデータ取り、写真や領収書の整理、印刷物作成、時には資料のパンチングなどもあります。

このような表から見えない裏方作業の積み重ねによって、現地活動は支えられています。これらの作業も率先してお手伝いいただけると、NPOの裏側がのぞけるかもしれません。
ただしここで得たアセフに不利になり得る情報は、活動終了後も外部へは漏らさないでください。

・広報支援のお手伝いのお願い

また活動を継続していくため広報活動も重要です。その広報支援としてのFB・インスタへの記事投稿をお願いしています。
皆さまの感じた、生の声をどんどん投稿してください。

申し込みはこちらから

以下の様式を使って、履歴書、活動誓約書(自署名入り)をご提出ください
履歴書および活動誓約書の受理後、参加承認の可否をご連絡いたします

ACEF 履歴書 様式 ダウンロード

ACEF活動誓約書-2024 ダウンロード

ACEF 活動終了レポート 様式 ダウンロード