循環型社会に向けたリサイクルシステム構築支援プロジェクト(エンブ県内)
外務省 NGO連携無償資金協力の助成金を頂き、2012年9月より1年間の予定で、リサイクル事業を始めました。
エンブ県エンブ市では,青果市場内の路地や側溝に溢れ出た生ゴミなどが腐敗し悪臭を放ち,衛生状態を悪化させ,市場が感染源とみられる腸チフスが流行する など,住民の生活を脅かしていることから,今事業は,市場内の環境改善のため,ケニア政府が掲げる「ビジョン2030」に合致した有機農法を利用して,市 場内で出るゴミの8割 を占める生ゴミを堆肥化し,循環型社会に向けたリサイクルシステムを形成する。
事業内容
- 青果市場に,生ゴミとそれ以外のゴミ用のゴミ箱 を100個ずつ設置し,分別を徹底
- 生ゴミは,エンブ市内の刑務所にて,有機農業指導の1つとして,専門家の指導の下,堆肥化。 講習や実習を通し,受 刑者が社会復帰後,農業で自活するための手助けとする
- また,有機農法と環境改善に関心の高い地域住民も有機農法講習に参加させ,生ゴミの堆肥化 を通 して,有機農法を普及させる。
(外務省)N連HPより抜粋)
自分で堆肥を作り、とうもうろこしに使用している農家
こんなにいい堆肥ができたよ!
お茶畑にも有効なことがわかってきた
有機微生物を混ぜて堆肥化を促進
セミナー受講した農家が、この堆肥の良さを口コミで広めてくれる