活動終了レポート2020‐9
- 2020年04月01日 (水)
記入者 | 21歳 男性 大学生 |
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期間 | 17日間 2020.3.2~3.18 |
活動内容 | 活動内容 エナのエイズケアセンターでは、HIVを専門にされている先生から話を聞いた。現在HIVの患者数は減っているが、農村部ではHIVの検査や治療、投薬がまだ広がっていないそうだ。また、ただ検査をして薬を処方するだけでなく、薬を飲むことに疲れて飲むのを止めようとしたり、HIVによっていじめを受けたりしている人へのサポートなど、患者自身が自分の症状を受け入れ、残りの人生を豊かに送れるように、いかに患者をサポートできるのかを考え実践することが現在の課題であることがわかった。 紅茶農家宅でのホームステイでは、ケニア人の方がどのような日常生活を送っているのかを実際に見て体験することができた。ホストファミリーが、かまどで火をおこして夕食を作ってくれた。ケニアの社会や政治、結婚の話など、様々な話を聞くことができた。 マサイマラのサファリでは、バッファロー、カバ、シマウマ、キリン、ゾウ、ライオン、チーターなどたくさんの動物を見ることができた。マサイ族の村も訪問した。 キベラスラムでは、実際にそこに住む方に案内していただいた。キベラスラムには、学校もあり、食料や衣服や生活必需品などを販売している商店やレストランもある。そこには住人の日常生活があり、コミュニティーが形成されていた。人々はいきいきと暮らしているように私にはみえた。(実際には相当辛い思いをされているだろう) しかしながら、住環境は劣悪で、大量のゴミがポイ捨てされていて、生活排水が垂れ流され家のすぐ前を流れていた。多くの住民にはちゃんとした仕事がないため、彼らの雇用を生み出すことがまず必要だと感じた。現在、政府によってキベラスラムが縮小されそこに住めなくなった人々が行き場を失っている。彼らへの支援が急務だと考える。 マキマのジャンプ&スマイルという孤児院に滞在し、そこの子供たちが通っているカニョンガ・プライマリースクールで4年生から8年生(日本の小学4年生から中学2年生)の数学の授業を担当し、現地の先生の授業を見学させていただいた。この学校は、私の知っている日本の学校とは大きく異なり「これが学校なのか」と驚きの連続であった。 |
感想 | この滞在期間中、私が実際に現地でやりたいと思っていた活動をすべてすることができた。また、私が腹痛のために病院に行った際は、現地のスタッフの方が薬の説明などサポートしてくださった。このように、現地のケニア人・日本人のスタッフの方のサポートがあり、私は有意義にケニアに滞在することができた。
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