ACEF(アセフ)はアフリカ・ケニアで教育、医療、環境の支援を行っています。

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ACEFボランティア活動レポート2019-② NEW

23歳 男性 大学生

活動期間    2018年 12月 31日 ~ 2019年 1月 26日 / 計  1ヵ月足らず

活動内容

エンブ:

・TENRI primary school 授業見学
・Public primary school授業見学
・Embu universityの生徒に野球の指導
・Embu college 入学手続きサポート・授業見学
・マキマの孤児施設訪問
・ストリートチルドレンレスキューセンター訪問

・エナ病院・EM工場見学
・エンブ私立病院見学

・ホームステイ(エンブ)

・バスケットボールコートの建設

・火事被害者の募金支援活動

・マサイマラサファリ探検
・キベラスラム訪問

感想

人生初めてのアフリカ訪問。日本では「伝染病・危険・貧困」など悪いイメージの多いアフリカだが、実際の人々の生活はどのようなものなのか、実際に目で見て、話を聞いて、肌で感じる。それが今回ケニアまで来た理由だった。

 日本で伝わっているイメージが間違っているかというとそうではない。実際にスラムで出会った人はマラリアに感染しており、薬を買うお金がなくいつ死んでしまうか分からないという恐怖と戦っている。治安に関しても滞在中にナイロビ(エンブから車で3時間)でテロがおこったり、レスキューセンターでは薬に溺れているであろう子ども達と対峙し、身の危険も感じた。町で働く人々も1年間飲まず食わずに働きやっと日本までの航空券が買える、その程度の賃金水準である。(もちろん町の物価は日本と異なる)

 よく日本人同士の間で、「思っていたより環境が整ってるよね、みんな幸せそうだからこれでいいんじゃない」という話があるが、私はそんなことないと思う。私が出会ったケニアの人々は外国に行ったことのある人はほとんどいなかったし、私たちのイメージに関係なくこのケニアでの生活が彼らの普通であり、基準なのだ。他の国々と比べる機会もほとんどないので、自分たちの生活を悲観的に感じることはないし、自分たちの普通・基準の中で幸せや楽しみを見つけ出すことは人間として当たり前だ。

 しかし教育の幅が広がれば、将来の選択肢を増やすこと、自分のポテンシャルに合った仕事選びをすることが可能だし、医療設備が整えば自分の寿命、大切な人の命の期限を延ばすことが可能になる。必要以上のお金や物で溢れる社会が適切かと言われれば疑問だが、最低限のものがあることは確実に大切だ。そしてケニアにはまだまだ必要最低限のものが足りていないと肌で感じた。

 そしてこのACEFという団体は「教育」「医療」「環境」など様々な面においてケニアの足りない部分を0に、そしてプラスに向かうよう活動している。教育ではprimary schoolを設立し、質の高い先生を集め「KCPE」という日本でいうセンター試験のようなテストに向かって勉強できる環境が整えられている。ケニアではこの試験のスコアが就職や、その後の人生にもずっと関わる大切なものなので8年生にもなると週7日、朝から夜まで勉強している。そのカリキュラムの違いは公立校と比べれば一目瞭然だ。

 医療においてもembuとenaに計2つの私立病院が建設されている。病院の設備はナイロビから治療を求めてくる患者がいるほどのクオリティーだそうだ。日本では考えられないが、ケニアでは国立病院は予算に限界があるため最新の設備や薬をそろえることが難しい。そのためこの2つのように私立病院が治療の困難な患者を救うこともあるのだ。

 そして環境面ではEMという沖縄発の技術を活用し、スラム街の汚水の処理や農薬を使わない野菜をケニアに広めている。スラムではトイレなどの下水処理施設が整っていないため、汚水や生活排水をそのまま川に流してしまうという問題がある。その影響で街には耐えがたいにおいが充満し食事の周りにハエが集っているという状況が起きている。その汚水をEMの技術を使い肥料に変えて再利用しようという取り組みは彼らの生活を大きく変えるかもしれない。

 今回の生活を経て、メディアを通じてではない、実際の彼らの生活や環境、問題点などを少し理解することが出来た。今回得た経験や知識を今後の社会人生活に活かし、いつかはアフリカ・ケニアに還元できるような立派な大人になりたい。そして今回の自分の活動をサポートしてくれた塩尻夫妻やケニア人スタッフ、同じボランティアメンバー感謝の気持ちを表したい。

ACEFへの意見、改善点:

新しいボランティアメンバーに対してベテランのボランティアメンバーなどがバディー制度で、活動内容のアドバイスや悩み相談など出来る制度があると、スムーズに活動に入っていけるのではと感じた。

 

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ACEFボランティア活動レポート2019-② NEW

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