ボランティア活動レポート2018-⑥
- 2018年05月08日 (火)
昨年に引き続き、ACEFで2度目のボランティアをしてくださっている方のレポートです。
嬉しいことがあったので寝る前に投稿を。
学校が始まってからこの数日間、6.7.8年生の数学の授業に出て補助をしたり、空き時間に子供達の勉強を見たりしているのですが、
「物を大切にできているのか」
ということがとても気になっていて。
そう思ったのは、どの学年も、床にペンやノート、教科書が落ちていたり、勉強道具をぽいっと投げたりといった場面をよく目にしていたからです。
そして、今日の18時ごろに寮の子供達の前で話す機会があり、そのことについて触れました。
簡潔に書くと、
「いま、朝から夜まで頑張って勉強しているけど、もし勉強道具がなかったら、いくら早く起きても、遅くまで起きてても、勉強できないんだよ。
今度から、教室に入って汚れていると思ったら、その授業には参加しません。」
と、言うようなことを、本当に拙い英語なのですが、話しました。なので、伝わっているのか心配だったのですが、終わった後に7年生の子が(今日は19時から21時半まで7年生は数学がありました)
「今日の夜の数学は来るの?」
と言うことを聞いて来たので、
「行きたいから綺麗にしててね。」
と言いつつ、一応伝わってはいそうだなと思いました。
そして、いざ行ってみると、
なんと、それまではなかったゴミ箱が置いてあり(おそらく生徒の誰かが自主的に設置したと思われる)、子供たちの何人かが
「綺麗にしたよ」
「今日は来てくれる?」
と、話しかけてきて、言った甲斐があったなと心から思いました。
少し言っただけでここまで変わってくれるなら、もしかしたら問題は子供ではなく大人にあるのでは?とも思いつつ。
一時的な解決ではなく、これから継続的に続くよう力添えをしたいと思っています。
あと、関係はないんですが、去年ぶりの子供達と再会した際に、決まって
「いつ日本に帰るの?」
と、聞かれるのですが、
「来年の2月だよ」
と、言うととても喜んでくれて、来て良かったなと改めて何度も思いました。笑
朝の5時20分から、夜の10時まで学校にいて、いつも終わったらすぐ寝ちゃいそうになるのですが、月曜日からは僕が計画していることを導入してもらう予定なので、明日はそれもちゃんとしつつ、授業に出たり子供達と楽しく過ごしたりしようと思っています。