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ボランティアレポート2018-① 書道クラス

  • 2018年02月07日 (水)

ボランティアレポート2018-①

現地よりボランティア活動レポートが来ましたので、載せさせていただきます。

実施クラス:クラス5、6
時間:16:00~
進行:オスカー先生、ACEFボランティアスタッフ

授業内容
アイスブレイク:あいうえおソング合唱
① 書道とは何か
② 書道をするにあたり使用する道具や筆の持ち方、姿勢などについての説明
③ 実践練習

授業内容と感想:
今月22日、23日にクラス5、6向けに、日本語の授業内で書道教室を行いました。このワークショップの目的は、子どもたちが書道を通して日本文化に触れあい、単純に書の魅力を楽しみ、感性や情緒、想像力を働かせさまざまな表現方法を知ることでした。

授業内ではまず初めに書道とは何かについて勉強しました。書道は古来からの筆や墨を使って漢字や仮名文字を芸術的に表現する日本の伝統文化であるということ、また、書道は文字の整い具合、配置、筆の運び方、墨の濃淡の美しさという観点から鑑賞するものであるということ、小学校から生徒は習字の授業があり、書道の基礎を学んでいて、文字を美しく書けるように個人的に書道教室に通っている生徒が沢山いるということ、書道は中国から伝来し、武士にとって必要不可欠な教養であったということ、現在では芸術作品として鑑賞するだけでなく、年賀状に執筆したりなど私たちの生活の一部にもなっているということなどを教授しました。

それだけでなく、書道には一点一画正確に書く楷書だけでなく、草書、行書といった流動性に富む自由な書体など様々な書き方があるということも知ってもらいました。

書道の基礎知識について勉強した後は、使用する道具や筆の持ち方、姿勢についても説明しました。練習タイムになると生徒たちは大興奮でそれぞれが気に入った意味の漢字をお手本を一生懸命見ながら力一杯書くことができました。

何枚か練習してオスカー先生が止めやハネを意識するよう伝えると、みるみるうちに筆を上手に運ぶことができるようになり、自分の書きたい意味の漢字や自分の名前をどうやって書くのか訊ね、それを実践している子達もでてきました。

友達と作品を見比べたりアドバイスしあったりして工夫している姿も見受けられました。迫力満点書いている子もいれば、文字を沢山一枚の半紙に書いている子もいてそれぞれの個性がしっかりと表現されていました。

書道はそのひとの想いを表現できるのが面白く素敵だと思います。生徒さん達にとって静かに姿勢よく椅子に座って集中しながら書道をするのは精神を鍛えることにも繋がり、芸術性、思考力をも培っています。彼らにとってとっても楽しい時間になったようで授業時間精一杯取り組むことができたようです。

何といってもみんなの表情が本当に生き生きしていて、純粋に書道を楽しんでもらえたようで書道の魅力が小学校の生徒さん達に伝えることができ嬉しく思います。

作品は教室に展示する予定です。一人一人の作品をじっくりと眺めるのも楽しみです。

 

書道教室

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