消防車贈呈&消防訓練②
- 2017年05月29日 (月)
ACEFの活動の1つとして、日本の消防車をケニアの郡へ贈呈するという活動を行っています。
ACEF支援者さまからご紹介頂き、神戸市とご縁ができ、中古消防車の寄贈を申請したところ受理され、
今年2月に日本から4台の消防車が到着し、2台目はマーサビッツへ郡と送られました。
5月にはマーサビッツ郡から消防隊が研修を受けるためにやって来ました!
研修では救急治療と消防に関する知識を勉強。
小学校のグランドでは消火訓練と放水訓練を行いました。
日本は消火栓が一定の距離で置いてありますが、そうはいかないのがケニア。雨季が年に2回しかなく、それ以外はまったく雨が降らないので消火するための水の確保が問題です。
そこでACEFでは10tのウォータータンクローリーとの並走を進めています。
タンク搭載の消防車でも水は2~3分しかもたないので、タンク車が同行すれば十分な消火活動が出来ます。
ケニアでは電柱からのタコ足配線が多く(中には電気泥棒も)、漏電してショート→火事というケースがよくあります。家が密集している場所で火事が起こると、被害はあっという間に広がってしまいます。
出動の機会が無いほうが喜ばしい消防車ですが、いざという時のケニアの方の安心となれば、ACEFとしてもこの上ない喜びです。