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CEW最終報告会&コンテスト開催

  • 2017年03月27日 (月)

昨年5月から取り組んできた「街のゴミをきれいにするための人材(CEW)を育てるプロジェクト、~環境教育人材育成プロジェクト~」活動もいよいよ終盤となりました。

さて、一番気になるゴミ不法投棄場所がどのくらい改善されたか。

スタッフは2月から1ヶ月にわたり各エリアに赴き、活動を始める前の写真と地図を片手に片っ端から調査!

もともとあった不法投棄場所は349ヶ所。このうち108ヶ所がキレイになくなり、76ヶ所が多少ゴミは残っているものの前回より縮小・改善されていました。

つまり、53%の不法投棄場所がこの活動を始める前よりもキレイになったということ。 確実にCEWの活動が成果となって表れています。

去る3月16日には各エリアのCEWを集め、最終報告会&コンテストを開催。

全エリア改善率53%のところ、マジンボエリアはぶっちぎりの83%も改善!

また、住民に「あなたの街はきれいだと思いますか?」という質問を昨年と今年でしたところ、「はい」と答えた人の増加率は全体で29%でした。

しかし、マジンボエリアではその増加率50%!という訳で最優秀グループ賞はマジンボに贈呈されました!

見事、最優秀グループ賞に輝いたマジンボチーム。トロフィーとオリジナルダストコートを贈呈!

見事、最優秀グループ賞に輝いたマジンボチーム。トロフィーとオリジナルダストコートを贈呈!

爽やかなブルーのコートに「モッタイナイ」、「プロジェクトの3Rロゴ」、「Together We Make the Cleanest Town」のスローガンを

爽やかなブルーのコートに「モッタイナイ」、「プロジェクトの3Rロゴ」、「Together We Make the Cleanest Town」のスローガンを

また、エリア毎にこれまでの自分たちの活動やこれからの計画、自分たちで考えたリサイクル品などをプレゼンテーションしてもらい、ゲスト審査員に評価していただきました。

見事1位に輝いたのはマジェンゴチーム。キレイになった不法投棄場所で、近隣住民がお店を始めたことや、街がどう変わったか住民へのインタビューをムービーを使って紹介。

プレゼンテーション賞に輝いたマジェンゴチーム。ムービーや写真を使って、自分たちの活動によって街がどう変わったかプレゼン。

プレゼンテーション賞に輝いたマジェンゴチーム。ムービーや写真を使って、自分たちの活動によって街がどう変わったかプレゼン。

またゴミ袋を利用した素敵な花の壁飾りを披露するなど、発表に創意工夫があったことが勝因です。

マジェンゴチームの作品。スーパーの袋を切り貼りしたり、編んで壁飾りをつくってきました。これには審査員も感心!

マジェンゴチームの作品。スーパーの袋を切り貼りしたり、編んで壁飾りをつくってきました。これには審査員も感心!

他のチームは、住民にゴミ袋を買ってもらうよう説明に行った時の説得の難しさを劇で発表したり、スーパーの袋で作った枕や、バナナの幹の皮で作ったゴザなどを披露してくれました。

シャウリチームの作品。バナナの幹の皮で作られたゴザ!お客さんへの座布団として、また赤ちゃんを寝かせる時にも活用できます!

シャウリチームの作品。バナナの幹の皮で作られたゴザ!お客さんへの座布団として、また赤ちゃんを寝かせる時にも活用できます!

マジェンゴの作品、枕!!中にはスーパーの袋が入っています。面白い発想!

マジェンゴの作品、枕!!中にはスーパーの袋が入っています。面白い発想!

マジンボのリユース作品。バナナの葉を割いてウエストに巻けばダンスがさらに盛り上がる!ダンス大好き♪ケニア人らしい発想です。これには拍手喝采!

マジンボのリユース作品。バナナの葉を割いてウエストに巻けばダンスがさらに盛り上がる!ダンス大好き♪ケニア人らしい発想です。これには拍手喝采!

それぞれのアイディアに私たちスタッフも驚き!また、各エリアのチームワークによって着実に街がキレイになっていることへの喜びを感じています。

4月にはCEWにこのプロジェクトの評価やフィードバックをもらう予定です。

集合写真。

集合写真。




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