CEWs、エンブ郡知事より認定証授与! 活動も順調です
- 2016年12月24日 (土)
ACEFの3本柱のひとつ、環境保全分野で今年実施しているメインプロジェクトのひとつ、環境教育人材(Community Environmental Workers, CEW)育成も半年の折り返し地点を迎えました。61名のCEW研修が終了し、エンブ市内の5つのエリアで環境啓発活動が進められています。
そんな折、エンブの郡知事より、CEWとしての正式な認定証の授与式が11月に行われました。ACEF事業としてだけでなく、エンブ郡からも認められたということは、プロジェクトが終了してからも現地活動が続けられていくための大きな後押しになります。
CEWたちは現在、地域の清掃活動と、住民への啓発活動(どこにでもゴミを投棄せず、指定のゴミ袋を使って正規の収集ルートにのせるよう促す)を主に行っています。日本では行政によるシステムができあがっていますが、ケニアでは行政の収集力がゴミの量に対してとても追いつかず、ルールも整備されていないため、住民が自分たちで努力していかなければなりません。
CEWは各エリアごとに毎月、活動報告会を開いています。マジェンゴエリアでの12月の報告では、6月時点で86ヵ所あった不法投棄場所が、なんと39にまで減ったとのこと。「皆で一日がかりで清掃活動をしても、地域住民がなかなかわかってくれず夕方にはまたゴミが捨てられてしまう・・・」という壁に何度もぶつかりながらも、地道な啓発活動を行い、確実に成果を出しています。きれいなエンブを目指して、プロジェクト後半も一丸となって進みます!