小学8年生 無事に統一試験終了
- 2014年11月28日 (金)
ケニアは日本よりももっとシビアな学歴社会です。学校を出ていなければ就職できず、現金収入がなければ、結婚すらままならない。
そんなケニアの小学校は義務教育で、8年制(7歳~14歳)です。8年制の終わりには、全国の統一試験があり、その結果次第で行く高校が決まってしまいます。毎年年末に行われる統一試験で、当会の小学校は、2012年、2013年はエンブ郡450校中の1位を獲得し、当校への入学希望者の順番待ちリストは100人を越えています。
そんな当校は4年生から希望者は寮に入ることができ、現在も多くの子が仲間と寄宿して勉強しています。8年生は、朝は5時起床のあとすぐから朝食を挟んで始業時間まで。夕方は、放課後の小休憩のあとから夕食後も9時半くらいまで教室で、先生がついてくれて、試験勉強をします。本当に関心するくらい勉強します。それで将来の道が全て決まってしまうとしたら、当然でしょう。
今年の統一試験も無事に終了。結果が出るまでは、自宅待機になるため、苦楽を共にした仲間とも今日でお別れです。勉強のみならず、当校で仲間と過ごした時間や学んだことが、これからの彼らの将来には大きく影響することでしょう。