22歳 女性 学生
活動期間 2018年 9月 27日 ~ 2018年 11月 1日 / 計 1ヵ月
活動内容
・マキマのエイズ孤児院での滞在
・エナの病院見学
・ホームステイ(エンブ、マサイ村)
・キベラスラム訪問
・マサイ村訪問
感想
私は、ACEFさんに1ヶ月間お世話になりました。最初の2週間は、ただただ毎日刺激を受けていたことを覚えています。後半は、ケニア・エンブの状況を把握した上で、自分に何が出来るのかを考えて行動しようとしていました。しかし、1ヶ月間は少し短かったかなと思っています。
私が主に活動していた場所はマキマのエイズ孤児院でした。子ども達に特別何かしてあげられたわけではないけれど、親をエイズで亡くしている子ども達と出来るだけ多くの時間を過ごしたいと思っていました。小さい頃から共同生活をしている子ども達は、たくましく、みんなで協力しながら暮らしていて、
私よりも強く、大人な心を持っているのではないかと思うほどでした。それでもやはり、素直でまっすぐな子ども達ばかりでした。また、孤児院の子たちが通う公立の小学校に行った時、私立校との差に驚きました。教室に電気はなく、床も土がむき出しの状態でした。これがケニアの現実なのか、と思いまし
た。それでも子ども達は元気に朝早くから自習をしたり友達と遊んだりとすごく幸せそうでした。恵まれた日本で育った私にとってはケニアの環境に驚いても、そこに住んでいる人たちにとっては普通であり、自分が思っている以上に不自由はないのかもしれないと思うと、国際協力や支援の難しさを感じまし
た。それはホームステイをした時にも感じました。ホームステイではケニア人の生活をリアルに知ることができて、とても貴重な体験だったと思います。
この1ヶ月間で、ケニアのことが大好きになりました。これから社会人になり経験を積んで、次来るときには何か恩返しできたらいいなと思います。関わってくださったみなさんに感謝しています。