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無医村地区への巡回診療とエイズ患者へのホームケア

エンブ県内
巡回先の家族

巡回先の家族

エイズ疾患の予防と治療に関する啓蒙活動、特に学校訪問による生徒や学生層への講習会、また、青年層、婦人会などの集会に、エイズセミナーが取り入れられ、未感染者への感染防止、感染者へのケアについての講習会の実施により、エイズ疾患に対する知識向上と早期に検査を受ける傾向が普及している。

エイズ患者の巡回診療と同時に、近隣住民が持つ感染者への差別意識や偏見を軽減するカウンセリングなども行い、患者家族へのケアや、栄養指導などで、少しでも体調を良好に維持できるよう指導した。

孤児院のあるマキマ地区だけでも、エイズ感染孤児が約250人居るとされている。親がエイズで死亡した場合、その子供たちは感染しているケースが非常に多いことが、エイズケアセンターのカウンセリングを通してわかっていたので、その辺りから調査を始めたが、祖母や叔母に引き取られた後、エイズ検査もしておらず、感染しているかどうかもわからない子供も多いので、家庭をまわり感染の有無を調べる検査をすることから始めた。
しかし、多くの場合、カウンセラー自身がその家族と面識もなく、仲介する知り合いも無いと、最初は何をしに来たのか不安がり、怖がったり、検査どころか話を聞くことすら拒むケースもあるので、同じ家庭に何度も出向き、まずは人間関係を作り、調査を通して感染の有無を調べる必要性を理解してもらわねば検査も出来なかった。
貧しい彼らの家に固定電話や携帯電話があるわけはなく、事前に訪問を知らせることもできなかったので、訪問したが留守だったことも多い。さらに、祖母が孤児を世話しているケースが多いが、年寄りにエイズの知識を1から教える必要もあり、そのため、検査にこぎつけるまでに時間も掛かり、同じ家庭に何度も足を運ぶ事もあった。これらの状況下では人員不足が発生したので、1名増員し、それ以外にも、ベレー県のチルドレンオフィサー (孤児や虐待、保護者の育児放棄など担当。孤児施設の運営、施設の視察をするアドバイザーでもある)も調査に 加わり、計4名で行った。

11月初旬に35名のリストが出来上がったが、その後の話し合いで、あまり年長の子供は躾をするのが難しい場合も多いので、集団生活には向かないのでは、との意見や、母親が一緒に暮らしていて孤児ではないが、その母親のエイズの病状が重篤で、子供の面倒を全く見ていない状態の家庭なども出てきて、それらの子供も再度リストに加え、再選考した結果、3~11歳の31人の入所者が決まった。

近隣住民を集めてエイズ啓発講習

近隣住民を集めてエイズ啓発講習

途中までは車で行けるが、最後は徒歩で。

途中までは車で行けるが、最後は徒歩で。

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